Autoスピーカの開発2:信号検出回路の確認

 Auto Speakerは、各入力チャンネルの音声信号を検出し、その変化状態により自動的に適した入力に切り替える。まるでユーザーの意図を理解しているかのように必要な入力に自動的に切り替わる様にしたい。プログラム処理のシーケンスはユースケースから状態遷移を導き出すことによって可能だが、安定した音声信号検出回路が不可欠だ。しかも品質や製造効率等からシンプルな回路が必要。

 そこで、オペアンプを利用したL/R加算器および短電源半端整流・増幅回路とAD返還後のデジタルフィルタの組み合わせで信号検出を行うことにした。そのアナログ回路のチェックである。ノイズの大きな環境でも十分検出できることを確認した。使いやすい高機能パワードスピーカになると思われ、楽しみだ。